脅迫行為について
脅迫的な観念に襲われることはありますか?
完璧主義者に多いのですが、少しの間違えも許せないというようなことです。
学校の算数のような試験では点数が取れるので良いのかもしれません。
しかし、大学へ行くと疑問や答えは自分で探さなければならないことはご存知でしょうか?
科学とは答えがない中から、予想をして実験をして初めてこうだろう!と答えが出るのです。
しかし、研究の中にはこうだろうというものは存在しているのですが絶対的なものは実はありません。
例えば、絶対に遅刻を許されないような環境下で生活してしまった場合には、
時間に遅れることは許されないことであると過去の経験から学んでしまったのです。
しかし、フランスに行ったらどうでしょう?
オーストラリアではどうでしょう?
他の国ではあなたの常識は通じないかもしれません。
少し遅れることが礼儀であるならば、あなたの常識は非常識ですらあるのです。
このように、自分自身で絶対的にこうだろう!!
と思っていることは、
他の視点から見ると案外そうでもなかったりすることが多いのです。
過去からの経験に縛られて強迫観念に駆られると気付いた時には、
次の行動を変えてみることをお勧めします。
少しだけ時間に遅れて行ってみるのです。
そして、そんな自分を許しましょう。
私たちは人生をもっと快適に過ごしてもいいのです。