認知における信念について
私たちは多くのことを、思考を使って考えています。
例えば宗教観や政治観などです。
日本では、政治や宗教について語ることをあまりしませんが、人はそれぞれに様々な意見を持っています。
この考え方が信念と呼ばれるものです。
ところで、この信念はどこから来たのでしょうか?
両親、兄弟または友人でしょうか?
私が思うに、毎日何気なく見ているTVやラジオ、新聞の影響ではないでしょうか?
多くの場合、この信念は物心つく前から無意識に取り入れられた情報であると考えます。
全く何もないところにはそのままの知識がそのまま入っていくのです。
その知識を基に私たちは現実世界の構築していくのです。
この思考の信念をコーチングではself-talkと呼んでいます。
多くの場合、思考の世界のすべてが自分の世界であると信じています。
それは間違えです。
思考は自分自身で変えることができるのです。
ですので、本当に自分の考えが正しいかどうかを判断する前に、その情報がどこから来たのかを考えることが重要です。
また、意見が間違っていたとして、正しさはどこにあるのでしょうか?
正しさの判断をする前にもう一度自分の信念がどこで形成されたのかをじっくりと考えてみてはいかがでしょうか?
現在は言論の自由もあるので、いろんな意見を話し合うことで、この信念の出どころの疑問がわいてくるでしょう。
コーチングでは自分の信念を自分自身で変えることができます。
そして、未来へ向かっていらない信念は手放し、より有効な信念を選ぶことが可能です。
まずは自分の信念、すなわち考えを検証すること、そしていらない信念は捨てることができるのです。